ソープランドが違法か合法なのかを判断することはなかなか困難。もともと個室付浴場業として開業した長い歴史があるわけですが、そこでの売春行為が清く正しい行為なのかと言われれば、首を縦に振ることはできかねるわけです。
違法ではないけれど、個室内で行われる男女の営みはあくまで自由恋愛、そんな建前で営業しているのがソープランド。
ソープランドの摘発がメディアを騒がせている昨今ですが、皆さんはその摘発強化のバックグラウンドに何が絡んでいるか考えたことはありますか？
もちろん犯罪行為や反社との関わりがあるお店はアウトですが、それ以外にも摘発の理由はあるようです。
正直お客サイドには見えてきませんが、ソープランドの摘発にはスカウトの存在が関係しているといわれています。
スカウトというと女性を風俗店へ斡旋する存在ですが、彼ら経由で女の子が入店するソープランドは警察からマークされる傾向があります。
さて、なぜにスカウトグループがソープランド摘発に関係しているのか？その驚きの事実を次項で徹底検証していきたいと思います。
可愛いもしくは美人の女の子を芸能、モデル事務所の人間がスカウトする。これはもちろん問題ありません。
しかし、その斡旋先がソープランドとなると話は別です。ソープランドで就労することがNGというわけではなく、スカウトグループがネズミ講式に女の子を性的搾取していることが問題になっているのです。
お金が必要な女の子を風俗店に紹介することで、お店側からマージンを得るのがスカウトですが、最近の傾向としてホストクラブで借金を抱えた女の子がスカウトを通してソープランドに送られることが多くなっています。
個人というよりはスカウトのグループが一丸となって、女性陣をソープランドに送る。そしてスカウトを通じて女性たちがソープランドで働いている事実、それがお店の摘発に繋がっているというわけです。
また、スカウト側が多くの借金を抱える女性陣をソープランドに送り、多額のバックを受け取ることが罪に問われることも無視できません。
たかがスカウト経由の風俗流入と軽く考えてしまいがちですが、ソープランドで働く女の子が悪質なホストとスカウトの懐を豊かにするという悪循環がNGなのです。
このようにソープランドの摘発には、間接的に悪質なスカウト並びにホストとの関連があるお店が目立っています。
全国規模で急増するスカウト問題が、性的搾取、人身売買の原因となっていることは明白であり、今後の課題となることは明白です。
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スカウト経由で女の子がソープランドで働き、その結果スカウトたちへ流入したバックは数十億円に登るともいわれています。桁が違い過ぎて正直実感がわきませんよね。
ソープランドでの摘発が問題となる以前にも、警察サイドはそこでどのような行為が行われているかを理解しながら、何十年も黙認してきました。
しかし、悪質なスカウトとの関連を盾にすれば、点と点が線となるように反社との接点も断絶されますし、人権保護という観点からソープランドの摘発を進めることもできるわけです。
女の子がスカウト経由でソープランドへ流れ込む構図は場所を問いませんが、店舗側も摘発を未然に防ごうとスカウト離れをしていくのはむしろ自然の流れ。
女の子集めを第三者のスカウトに丸投げもしくは頼っていたソープランドも、最近は自力で求人をかけるようになってきました。
スカウトも匿名性の高いSNSなどを中心に活躍しているため、その活動囲い込みが難しくなってきているのも事実。
しかしながら、違法スカウトの摘発がトリガーとなり、今後はソープランドを含む風俗業界の治安安定化がより活発になっていくことが予想されます。
我々男性客にとってはあまり意識が及ばない事案ですが、ソープランドにはこのような人権問題が絡んでいるということも頭の片隅においておくべきでしょう。
〜全国ソープランドの特徴や料金相場〜
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