ソープランドの黒服について
黒服って何だっけ?
黒服、この二文字を耳にすると何だか胸騒ぎがしてしまう。どうも私たちは黒服という言葉にあまりいい印象を持てないようです。
黒服という言葉の意味は、何ら恐怖を感じることはない、風俗店における女性キャスト以外の内勤スタッフのことを言います。ソープ、キャバクラに箱型ヘルス、アダルトなお店であれば彼らの存在感を強く感じると思いますが、必ずしも男性であるというわけでもありませんし、絶対黒いスーツで着ているわけでもありません。
ただし、男性客の接客から女の子のシフト管理に面接までさまざまな業務を担当しており、それなりの清潔感や責任感を問われるので、パリッとした黒いスーツを着用していることが多いです。
特にソープの場合は本番ありきのサービスになるために、女の子を守り、冷静沈着にお客とのトラブルを解決できる瞬発力や行動力が必要になります。また、ボディガード的な役割も担っていることから身体を鍛えている黒服も多いため、ソープランドの黒服スタッフは怖いと誤認されることが少なくありません。
なお、老舗などの古いソープランドは給仕という意味合いで、黒服ではなくボーイと呼ばれることもあります。
黒服男性のお仕事を徹底検証
基本的にソープランドの黒服はチャラチャラとした格好ができません。格安に大衆、そして高級店、どのランクでもピシッとしたスーツでの接客が基本になります。
前項で軽く黒服スタッフの業務をみてきましたが、ここではもう少し深く仕事内容について解説していきます。
①雑用、おつかいなど
②女の子のスケジュール管理
③面接担当
④WEBの更新
⑤給仕サービス(ドリンクのサーブなど)
⑥男性客のアテンド(受付、予約業務)
⑦清掃と備品管理
⑧女の子のメンタル管理
⑨案内所、情報喫茶まで、お客の出迎え
これだけの仕事を担っているわけです。
皆さんも一度は訪れたことがあると思いますが、意外と黒服スタッフは礼儀正しいと言いましょうか、きちんとした店内教育を施されている場合がほとんどです。
彼らは一日の業務の中で、男性客にお茶やジュースなどの飲み物を出すという業務があるため、風俗の中でも異質かもしれませんね。日本のサービス産業のおもてなしの一片を感じさせます。
なお、デリヘルなどの派遣タイプのお店は黒服とは呼ばず内勤スタッフや男性スタッフなどと呼ばれ、他の非派遣タイプの風俗店の黒服ともまた異なる立ち位置にあります。
少しばかりお堅い雰囲気もプンプン漂ってきますが、今後は高級店を除き、もう少し柔軟なスタイルの私服着用のお店も増えてくるかもしれませんね。
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黒服と仲良くなるといいことも?
ソープランドの主役は泡姫そのものですが、お店の顔になるのはソープランドの黒服であり、彼らの接客と対応能力こそがお店の良し悪しを決めるといっても過言ではありません。
男性客に対する気持ちのいい接客、そしてハードな仕事に従事する女の子のメンタルをそっと癒せるようなハートも持ち合わせなければならない、なかなか大変な仕事だといえます。
さて、前置きはとりあえずさておき、黒服とお客の関係についても少し言及していきたいと思います。前述でお話していますが、男性客はやはり黒服男性の圧倒的存在感に怖気づいてしまうことがしばしばあります。
確かにパリッとした黒いスーツで丁寧な対応を受ければ、お客サイドもなんだか緊張してしまいますよね。
しかし、何度もお店に通い顔と名前を覚えてもらうことでちょっとした割引を適用してくれたり、イチ押しの新人女性をいち早く紹介してもらえたりすることがあります。
コミュニケーション上手になる必要はありませんが、黒服に「この人は常連客だから」、「このお客は問題を起こさない良客」と思われれば、とんでもない嬢を付けられることもなくなります。
そのためにも、黒服相手にもわがまま客の烙印を押されないように、なるべく紳士然の振る舞いでのやり取りを推奨します。