ソープランドと遊郭の違いと歴史を知ろう
遊郭ってなんだっけ?
ソープランドはそこで入浴(セックス)して終わりではない奥深さ、奥ゆかしさがあります。一回や二回ソープランドで遊んだだけでは、その魅力には気づかないかもしれませんね。
たとえばソープ街と呼ばれる場所には、遠い昔に多くの男たちで賑わった遊郭の姿を偲ばせる場所があるのをご存知でしょうか?
一度は遊郭という言葉を聞いたことがあると思います。ざっくり説明すると、遊郭とはその営業が公に認められた妓楼エリアのことです。
売春婦があちらこちらに点在していたら、やはり社会的風紀が乱れますからね。遊郭という場所でまとめて管理した方が、時代時代の治安も安定するのは言わずもがな。
もちろん妓楼にもお店毎のランクといいますか分類が存在しており、超高級から格安ランクのお店まで実にさまざま。
トップを走る遊女たちは花魁や太夫などと呼ばれ、何はともあれ麗しいルックス、そして伝統芸能にも秀でていたといいます。(もちろん、今でいうお茶引きのような女性もいましたよ)
ソープランドの歴史や風俗史の一ページを構成してきたのが遊郭という妓楼エリアであり、吉原の他にも京都の島原や大阪新町などが代表的遊郭として知られています。
遊郭エリアはその後赤線地帯(私娼を黙認した場所)として風俗店や飲み屋、旅館街として発展し、ソープ街として知られている場所には遊郭時代の名残りがある場所も少ないながら残っているのです。
遊郭地帯に形成されたソープランドはどこ?
ソープランドの歴史がイコール遊郭につながるわけではありませんが、中には遊郭時代に遡れる場所もあるというわけですね。
遊郭とソープランドは本番が可能な自由恋愛が楽しめる場という点で共通していますが、幕府の公共政策としての面影が今も残っている場所は非常に限局的。
それでも現在の吉原には吉原大門や吉原神社などが残っていますし、飛田新地には旧赤線時代から続く料亭が未だに営業しています。
特に飛田遊郭の跡地にあるちょんの間はまるでタイムスリップしたような感覚すら覚え、セックス云々ではなく純粋にその粋な姿を見ようと訪れる国内外の観光客も少なくありません。
なお、新地にあるちょんの間は裏風俗の一種であり、ソープランドとは似て非なる業種です。ちょっとした競合相手ともいえますね。
さて、遊郭を原点とするソープランドに話を戻しますが、日本各地にあるソープ街の中でもそれが出自になっているところは以下のような場所に限定されます。
・辻(沖縄)
・中村大門(愛知)
・福原(兵庫)
・金津園(岐阜)
・吉原(東京)
馴染みの店が旧遊郭にあるというだけで、なんだか感慨深い気持ちになってしまいますよね。
吉原ばかりに着目されがちですが、実際は複数の風俗街(ソープ街)が遊郭としての歴史を持っているのです。
そこで働くソープ嬢たちもそんな事実を知ってか知らずか、泡姫としての高いプライドを持っている子が多いような気もしませんか?
最近は元ソープ嬢の女性が風俗史を独自に動画やSNSで発信していたり、吉原遊郭を代表する場所を紹介する書籍も発表されているので、その歴史に少しづつスポットライトが当たっているのは印象的ですよね!
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ソープ遊びに加えてその歴史を学ぶすゝめ
なお、遊郭に起源を持たないソープ街については、遊郭周辺にあった許可を持たない非合法の売春地帯(青線)から発展したところもあれば、駅前の繁華街周辺にあるケースも。
それに加えて別府や道後、雄琴などの温泉街にも、大人向け歓楽街としてソープランドが多く点在している場所もありますよ。
それらが発展した理由、背景は異なれど、その場所だからこその特徴(出稼ぎ女性やNS、NNの有無など)があるのも面白いですよね。
お風呂屋さんでの秘め事がトルコ風呂と呼ばれ、それから紆余曲折を経てソープランドという形で営業を始めてから、ずいぶんと長い時間が経過しました。
警察からの摘発も多く、新規営業は絶望的。ソープランドを取り巻く環境はかなり厳しいのが現状です。
元遊郭で営業しているソープランドは比較的老舗のお店が多いようですが、店舗同様にソープ嬢もずいぶん年季が入っている印象も否めず、なんだか寂しくなってしまいます。それも時代の流れなのでしょう。
何はともあれ、スルーしてきた時代背景を知った上でのソープ遊びができれば、男性が追い続けるエ浪漫に直結するような新発見があるかもしれませんね!
その他・全国のソープランドの地域一覧
〜全国ソープランドの特徴や料金相場〜
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