童心に戻ることができる、神聖なる地がソープだ
地域:香川県 /稿者名:マライベート・ライアン /満足度:100点
世の中には不条理がつきものであり、優秀な遺伝子と劣悪な遺伝子を持つ2種類の人間がいる。私は残念なことに後者の方で、同情ばかりされる人生を歩んできた。
卑屈になってしまったのは小学時代に遡るが、6年生の時に異性不信に陥る事件が発生する。当時、わんぱくキッズだった私は、ホームルームの時間を終えると野原に遊びに行くような少年だった。夏休みには皆を誘い、山へ登り基地を作ったり虫取り網を手に取りはしゃいだり。今とは180度違うわけだが、自信喪失をしてしまうのは気になった子への告白だった。
クラスメイトからはカッコいいと言われたこともなかった私だが、失敗の経験がなかったため自信はある程度持っていた。しかし、眩しかった太陽に手を伸ばしたかったのか、学校一のアイドルといえる子に告白してしまい、当然のごとく秒速で振られてしまう。単なる失恋なら良いものの、隣町にすらウワサが届くほどの美少女、例えるなら将来は芸能界入り間違いナシのルックスだ。ゆえに凄まじいスピードで噂は広がり、クラスのみならず学校中で笑いものにされてしまったのだ。
教師にヘルプを求めるも、無反応どころか嘲笑されてしまうほど。それから卑屈になり、私はオタク道を極めんばかりに二次元の世界に現実逃避するようになった。高校は帰宅部、成人式にも出席しないなど、どんどん歪んでいく私は、たまにコミケ会場に足を運ぶくらいで引きこもってばかりの日々。
仕事はしておりプログラマーなので給料も悪くないが、心に防波堤を作るとろくなことはない。家族からは結婚はまだかと急かされ喧嘩、親族まで異物を見るような目なのである。家族仲が悪くなったために一人暮らしをしているが、仕事から帰宅すると一人で飲む。休みの日も飲む食うなどを繰り返して中年太りも甚だしい。
ただ、卑屈とはいえ性欲だけはやはり私も男。欲を封印するなど不可能なのだが、自家発電続けて歳も35になった頃、プロの女に相手してもらうのはどうかと脳内を考えが巡るようになった。
そんな折、オタ会で仲良くしている男とまれにLINEをしていた際、彼はいつも肌ツヤが良く元気なので理由を探ってみると、なんとソープランドに行っているというのだ。
結果どうなったかと言うと、35歳から現在の41歳まで、私は毎月通うほどのソープモンスターへと化していた。トラウマダメージを軽減させてくれた、女神がいるのがソープランド。そうしてソープおじさんは、今月もお店の門をくぐる。
ソープに行き始めて半年目に見つけたヴィーナスなのだが、彼女は34歳で私よりも7つ年下だ。
「わぁ、嬉しい!3ヶ月ぶりだね」と出合い頭にいきなりキスをしてくれた。黒髪にグレーのアイコンを入れた、ハーフ風の美女のニーナ(仮名)は私の恩人である。プレイ前に甘えさせてくれるのだが、私はいつものように膝枕をしてもらった。
「よちよち」と頭を撫でられるが、これはいつものこと。初めての時、あまりに早く果てたため時間が余っており、大失恋のトラウマを打ち明けたところ、聖母マリアのように頭を撫で抱擁してくれたのだ。この日も童心に返った私は甘えたうえで、彼女のFカップ、ウルトラ級の乳にむしゃぶりつきプレイはスタート。
セックスはマットではなくベッドで、壮大なバストを揉んで舐めて吸ってひたすら私は楽しんでいる。乳マニアにつきアソコを責めることはあまりしないが、ニーナは執拗な胸責めに感じたらしく、股を広げ「舐めて……」とMっ気を全開にした。経験は風俗のみだが経験値は積んでいるため、幸いにも彼女は大きく喘ぎ声を出し感じてくれている(演技の可能性はあるが)。
次にカチカチ山状態になった私の愚息を見て、ニーナはエロティックな口で包み込み激しいフェラを始めた。「感じていることをわかりやすく口に出して言ってほしいな」と言われたが、脳裏に過去のことがよぎってしまい、童心の熱情のままに「ば、ばぶぅ」と情けない声を出してしまった。幼児期にまで戻ってしまったわけだが、彼女はくすっと笑みを浮かべ、私の上へ乗り激動の騎乗位を行う。
腰がぐねぐねと動く動作を見ていると、今度は上下へ乳を揺らし激しく動く彼女はまさにトビウオのようだ。敢えなく果てた私は「ここが俺の聖域だよ」と口にする。
そうして仕事のストレスまで吹き飛んだわけだから、35歳からソープに夢中な理由もわかったはずだ。現実では決して受け入れられなくとも、ソープランドだけは無条件で、もてない男だとしても許容されるのである。