風俗業というものは非常に興味深いもので、私達が知らない世界がそこに広がりを見せています。特に桃源郷ジャパンと呼ばれる風俗の雄、ソープがいい例でしょうか。
皆さんも一度はソープ嬢にお手合せをお願いしたことがあると思いますが、注目すべきは女性とお店の関係性です。
利用した方なら一度は思う、何で入浴料とプレイ料金を2段階で分けて支払う必要があるのかということです。
実は紐解いてみるとソープランドという場を提供しているお店に支払うのが入浴料、それぞれの女性に支払うプレイ料金が基本になり、建前上はソープ側がプレイに利用するお部屋を女性に貸しているということを意味します。
つまるところ売春防止法という厄介な法律を厳守する為には、ソープ側は女の子たちと雇用関係を結ばず、女の子たちはいわゆるフリーランスとして働いているのです。
個人事業主として働くソープ嬢、どこかシュールにも感じてしまいますね！
世界各地のレッドライトという地区には売春宿が乱立していますが、ドイツやオランダにあるような覗き窓スタイルの売春スペースをご存知でしょうか？
観光された方は恐らくご存知だと思いますが、まるで電話ボックスのような小さな箱を女性（または男性の場合もあり）が一日当たりの家賃を払い賃貸。そしてそこで数十分単位でお客を取りながら営業するというスタイルで、こちらもフリーランスで春を売っているのです。
彼女達は国からも手厚い保護を受けて仕事をしている為、フリーランス嬢としてキチンと納税をして生計を立てているのですが、一方で日本のソープ嬢はというと？
実は確定信仰をきちんとこなして、税金を支払っているソープ嬢は極々一握りなのです。確かに面倒臭い手続きが必要になりますが、個人事業主にとっては避けては通れない税金支払い義務……。
フリーランスなのに怠慢な納税に関しては、お店の給与支払いシステムや経費がどこまで通用するか？などなかなか不明点も多く、周りのソープ嬢でしっかり確定申告をしている女性がいないことも原因になっているようです。
もちろん年間の所得が至極少なく、確定申告自体必要のない女性もいますが、実際は面倒臭い、税理士に頼むとお金がかかるからという理由で、フリーランスもどきの女性が多いのがソープを取り巻く世界の危うい点。
もう少しソープ側も、身体一つで頑張る女性の納税関係に関心を持ってくれたらいいのですが、なかなか特殊な職場環境なので難しいようです。
ちょっと気になるあんなコト、とっても悩んでるこんなコト。
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ソープ嬢にはソープ嬢の悩みがあるものです。税金関係はとてもデリケートな問題で、なおかつ周りに確定申告をしている女性が少ない為、困ったときの給付金などを受けとれないで頬を涙で濡らすソープ嬢は少なくありません。
さて個人事業主しかも納税をしていないソープ嬢ですが、果たしてマルサにマークされないのか？と気になりますが、実際そこまで神経質になる必要はないようです。
確かに本番が売りのソープ嬢を摘発したら、本番行為自体を肯定していると捉われかねないので、お役所も得意の臭いものに蓋で見て見ぬふりをしているわけです。
ただしそれでも、納税レスの個人事業主とバレてしまうケースは多々あります。その要因として考えられるのが、
①SNSやブログを派手に活用している
②タレコミ
③不動産などの高額な買い物
④不自然な銀行口座の動き
などが挙げられます。
到底一人の女性が購入できないようなマンションや一軒家を購入する場合は、そこから足が付く場合もあるようです。
またお店の宣伝をブログやツイッターなどで行っている女性も、目を付けられてしまう可能性大！ソープとはまた異なりますが、メルカリなどで手作り商品を派手に売りさばいている女性なども、ブログやSNSを発見され、お声がかかったという話しはよく聞きます。
②のタレコミも有名な話しで、お店関係者やお客が女性の脱税の事実をそれはご丁寧に提供してくれるというものです。心を許してしまった恋人や職場仲間に裏切られて涙を呑むソープ嬢、切ないですね。
このようにソープは税金関係に疎く、なおかつお役所も介入が難しい世界であるのですが、ディープ&ハードな背景を背負って働く女性も多いので、結局のところうやむやな形のフリーランサーになってしまうことが多いのでしょうね。
〜全国ソープランドの特徴や料金相場〜
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